WordPressでメニューを新規作成し表示する

新規メニューを作成する

新規メニューを作成

左メニューの『外観→メニュー』をクリックして、メニューを作成していきます。
「新規メニューを作成」をクリックし、メニュー名に任意の名前を入れて「メニューを作成」をクリックするとメニューに追加できるページが出現します。

メニューを編集

『固定ページ』右の矢印(▼)をクリックすると、今までに作成された固定ページが出てくるので、メニューに追加したいページにチェックを入れて、「メニューに追加」をクリックします。
『メニュー設定』の「固定ページを自動追加: このメニューに新しいトップレベルページを自動的に追加」にチェックを入れておくと、固定ページを作成すると自動的にメニューに追加されていきます。

投稿からメニューを設定する

メニュー:投稿

『投稿』右の矢印(▼)をクリックすると、 今まで作成された投稿ページが出てくるので、メニューに追加したいページがあればチェックを入れます。

カスタムリンクからメニューを設定する

『カスタムリンク』は、自分が作成したページだけでなく、TwitterやFacebookなど、外部の任意のリンクURLをメニューに設定できます。「リンク文字列」には任意の文字を入れると、その文字列がメニュー名になります。

カテゴリーからメニューを設定する

メニュー:カテゴリー

『投稿』右の矢印(▼)をクリックすると、 今まで作成されたカテゴリー(投稿→カテゴリーで設定)が出てくるので、メニューに追加したいページがあればチェックを入れます。

メニューを保存する

メニューを保存

『メニュー設定』の「メニューの位置:メインメニュー」にチェックを入れて『メニューを保存』をクリックします。「ソーシャルリンクメニュー」にチェックを入れるとメニューはリンク付のマークで表示されます。

サイトを確認すると、サイドバーのメインの位置にメニューが表示されています。

メニューが表示された

WordPressの固定ページについて

固定ページとは?

WordPressの固定ページは、あまり時間の概念を必要としないページに使用されます。投稿記事は、投稿された時間の順に掲載されていくので、最新情報を掲載したい記事に適していますが、固定ページは「サイト運営者のプロフィール」「起業沿革」「お問い合わせ」など最新情報が必要のないページに適しています。

固定ページの新規作成

まずは、WordPressの固定ページを作ってみます。

固定ページ一覧

左メニューより『メニュー→固定ページ』をクリックすると固定ページ一覧の中にサンプルページがあるので、ゴミ箱に移動します。固定ページ→「新規追加」をクリックすると、「新規固定ページを追加」画面がでてきます。

新規固定ページを追加

タイトルを入力、メディアを追加し、パーマリンクと本文を入力します。固定ページなので、アイキャッチ画像は設定しない事にします。

ビジュアルモード

固定ページの公開

「公開」ボタンをクリックし、ページを確認するとこんな感じになりました。

固定ページを公開

このままではまだ固定ページがサイドバーのメニューに反映されていないので、次のページで固定ページを表示させる方法を説明します。

WordPressのテーマをメニューから簡単カスタマイズ

すでにインストールされているWordPressのテーマを簡単にカスタマイズする方法を解説します。

左メニューから『外観→テーマ』に行くと、このような画面が表示されており、『Twenty Seventeen』が有効化されている事がわかります。今回は『Twenty Fifteen』を有効化してテーマを変更してからカスタマイズしてみます。

外観:テーマの変更

『Twenty Fifteen』に変更後、左メニューより『外観→カスタマイズ』をクリックします。

外観→カスタマイズをクリック

下記の画面が出てきますので、上から順番に設定していきます。

カスタマイズ画面

サイトの基本情報

こちらのページではサイトのタイトルや内容を示す情報を入力します。

カスタマイズ:サイト基本情報
  • サイトのタイトル
  • 任意のタイトルをつけます。

  • キャッチフレーズ
  • サイトの内容を説明した文章を入力します。

  • サイトのタイトルとキャッチフレーズを表示
  • 表示させるときはチェックを入れます。

  • サイトアイコン
  • サイトアイコン(ファビコン)の設定

    幅、高さともに512ピクセル以上の画像をアップロードすると、アドレスバーやタブの左側にアイコンが表示されます。サイトアイコン、ファビコンと呼ばれます。

    私は最初JPEG画像をアップロードしていたのですが、反映されませんでした。そこで色々調べてみると、PNG形式の画像でアップロードした方がいいようでした。
    こちらのサイトさまにくわしく書かれていました。

    WordPress4.3でファビコン(サイトアイコン)を設定する方法

    そこで、PNG画像でアップロードしたところ…

    ファビコン

    できました!
    サイトアイコンがあると、自分だけのオリジナルなサイトという感じがしてうれしくもあり、サイトを閲覧した人に強い印象を残す、他のサイトと差別化を図れるというメリットがありますね。

こちらのページではサイト全体のベースカラー、ヘッダーのテキスト色、ヘッダーやサイドバーの背景色を設定します。テーマによって設定箇所に違いがあります。

カスタマイズ:色
  • ベース配色
  • 任意の配色を選びます。青を選んでみました。

  • 背景色、ヘッダー・テキスト色、ヘッダー・サイドバー背景色
  • 変えたい場合は選択し、任意の色を作成します。

    ヘッダー画像

    カスタマイズ:ヘッダー画像

    『新規画像を追加』をクリックし、任意の画像を選びます。今回は上のような画像にしてみます。

    背景画像

    『新規画像を追加』をクリックし、任意の画像を選びます。今回は未選択です。

    メニュー

    固定ページ、カテゴリーを編集してサイトにわかりやすく表示する機能です。今回は未設定にします。こちらのページでメニューの設定方法を解説しています。

    ウィジェット

    カスタマイズ:ウィジェット

    サイドバーに表示される『検索』、『最近の投稿』などのウィジェットを追加・削除ができます。一番下の『ウィジェットを追加』をクリックすると追加できるウィジェットが出てきて、クリックで追加されます。ウィジェット右側の逆三角形をクリックすると、タイトルが変更できる画面が出てきます。

    ウィジェットタイトル変更

    タイトルを変更するとこのように反映されます。

    固定フロントページ

    カスタマイズ:
    固定フロントページ

    トップページの表示方法が選べます。『最新の投稿』は投稿した記事一覧が表示され、『固定ページ』は自分で作成したページをトップページに表示できます。フロントページ機能がないテーマもあります。

    追加CSS

    カスタマイズ:追加CSS

    ここにCSSを追加で入力する事によって、現在のテーマのデザインをカスタマイズする事ができます。

    カスタマイズの保存

    これで、Twenty Fifteenのとっても簡単なカスタマイズを終わりました。最後に右上の『保存して公開』をクリックし、ダッシュボード画面に戻りツールバーから『サイトを表示』をクリックしてみましょう。

    TwenteyFifteenテーマ

    こうなりました!

    「TwenteySixteen」「TwenteySeventeen」のテーマではこういう感じになりました。

    TwenteySixteenテーマ
    Twenty Seventeenテーマ
    Twenty Seventeenテーマ2

    外観:テーマを追加

    その他のテーマは左メニューの『外観→テーマ』から「新規追加」ボタンをクリックすれば、テーマがたくさん出てきます。注目テーマや人気のテーマが表示されますので、気に入ったテーマがあれば、インストールしてみてくださいね。

    テーマを追加

WordPressでブログ記事を投稿してみる

WordPressの記事を投稿する方法を解説します。

左メニューから『投稿』をクリックすると、投稿一覧画面になります。テーマをインストール直後の初期画面では「Hello World!」という見本の投稿が設置されています。

投稿一覧

もしこの投稿を使う場合はそのまま「編集」をクリックし上書き編集していきます。

投稿の編集

ただ、上書き編集で更新する場合は、コメント欄が使用できる設定のままなので、他の人からのコメントが付きます。もしコメント欄を使用したくない場合はこちらは削除して、メニューから『投稿→新規追加』をクリックして新規の投稿画面で編集していきます。

タイトルを入力する

タイトルを入力

一番上には投稿のタイトルを入れます。SEO対策として、自分が検索結果に表示させたいキーワードを1~2つ入力します。今回は「はじめまして」と入力します。

メディアを追加する

メディアを追加

下の大きいボックスに投稿文を入力し、画像を入れたい場所にカーソルを置いてから「メディアを追加」ボタンをクリックし、任意の画像をアップロードし、「メディアを挿入」ボタンをクリックします。画像下にキャプション(画像のタイトル)を入れたい場合は右側のキャプションのボックスにタイトルを入力します。

メディアを挿入

ビジュアルモードで表示してみるとこんな風に見えます。

投稿:メディア挿入後

パーマリンク(URLの末尾の部分)を入力

パーマリンクを編集

タイトルの下に「パーマリンク」が出てきます。ワードプレスの設定で日本語のタイトルでそのまま「はじめまして」と記載されてしまいますが、そのまま投稿すると、英数字と記号の羅列のURLになってしまうので英数字に変更します。
パーマリンクについてはメニュー→『設定』→『パーマリンク設定』で表示形式を変更できますが、今回はひとまず初期設定のままにします。

新規カテゴリーを追加

次に「カテゴリー」を作成してみます。「+ 新規カテゴリー追加」をクリックすると入力用のボックスが出てきますので、任意のタイトルを入力します。 その後、任意のカテゴリーにチェックを入れます。

新規カテゴリーを追加

タグについて

その下の「タグ」は任意のタイトルをつけておけば、カテゴリーの違う投稿でも、同じタグ名の投稿が一覧で表示する事ができます。こちらは未入力でも構いません。

タグ

アイキャッチ画像について

「アイキャッチ画像」は記事の内容をわかりやすくアピールするために投稿記事にひとつひとつ設置するための画像です。サムネイルとも呼ばれます。サムネイル画像を設定できないテーマもあります。

今回はこのようなアイキャッチ画像をつけてみました。

投稿:アイキャッチ画像

記事を公開する

これで、投稿記事を公開してみます。

公開状態

まだ記事を公開しないけれど、保存しておきたい場合は「下書きとして保存」をクリックします。

赤枠内のステータスは「下書き」と「レビュー待ち」がありますが、個人で使用する場合は「下書き」のままにします。黄枠内はこの投稿をいつもブログ投稿記事の先頭にする設定、記事にパスワードを指定して閲覧を制限する設定、非公開にする設定ができます。緑枠内は投稿日を予約できる設定です。

右下の「公開」をクリックすると…
こんな風に表示されました!

投稿:最新ブログ

次の記事は簡単なテーマの編集について解説します。

WordPressの初期設定、最初にしておく設定について

WordPressのサイトを作ったときに最初に必要な設定をご紹介します。どんなサイトかという内容の説明、メール投稿の方法、コメント、アップロード画像、カテゴリーの設定などです。

WordPressの最初にするべき初期設定

設定をクリック

左メニューの『設定』をクリックします。

初期設定は主に「 一般」、「 投稿設定」、「 表示設定」、「 ディスカッション」、「 メディア」、「 パーマリンク」から設定していきます。

一般

左メニューから設定→一般
下記の設定画面が出てきます。

一般設定

サイトのタイトル

自分のサイトのタイトルを入力します。

キャッチフレーズ

サイトの簡単な説明です。インストールしたテーマによってはテーマの見出しタグと同じ階層の見出しになってしまう事があるので記載しない方がいい場合もあります。

WordPress アドレス (URL)

インストールしたWordPressファイルを保存しているアドレスです。

サイトアドレス (URL)

サイトを表示するURLアドレスです。

メールアドレス

ブログのコメント通知や新規ユーザーの通知を受け取る時などサイト管理のために使用されます。

メンバーシップ

ブログを複数の人数で管理する場合に使用します。個人で使用する場合はチェックを外します。

新規ユーザーのデフォルト権限グループ

管理者のままにします。

タイムゾーン

国内の人に向けてサイトを運用する場合は『東京』にします。

日付のフォーマット、時刻フォーマット、週の始まり

任意で選びます。

サイトの言語

国内向けサイトの場合は『日本語』にします。

投稿設定

左メニューから設定→投稿設定

投稿設定

投稿用カテゴリーの初期設定

投稿の際に設定できるのでそのままにします。

デフォルトの投稿フォーマット

普通のブログを投稿するのであれば、「標準」設定のままにします。

メールでの投稿

WordPressはメールで記事を投稿することができますが、この機能は削除される予定です。メール投稿機能を搭載した『Jetpack』などのプラグインが便利です。

更新情報サービス

新しい投稿を公開した時に、更新情報サービスに自動的に通知してくれるワードプレスの機能です。ブログランキングなどに参加している場合は、ランキングサイトから発行されるPING送信用のURLを入力しておきます。CodexのUpdate Servicesのページに更新情報サービスのリンクが張られています。下記URLをコピーペーストしておくと便利です。ただ、リンク切れがないか時々チェックする必要があります。

http://api.my.yahoo.co.jp/RPC2
http://bulkfeeds.net/rpc
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
http://coreblog.org/ping/
http://ping.bloggers.jp/rpc/
http://ping.blogmura.jp/rpc/
http://ping.cocolog-nifty.com/xmlrpc
http://ping.exblog.jp/xmlrpc
http://www.blogpeople.net/ping/

カスタムコンテンツタイプ

特に使用しないのでチェックを外したままにします。

表示設定

左メニューから設定→表示設定

表示設定

    フロントページの表示

    『 最新の投稿 』にチェックをした場合はサイトのフロントページ(トップページ)に最新の記事一覧が表示されます。『 固定ページ (以下を選択) 』にチェックした場合は、『フロントページ』の右側のチェックボタンをクリックするとすでに作成した固定ページの一覧がでてくるので、任意のページを設定します。『投稿ページ』は「-選択-」のままにします。左メニューの外観→カスタマイズからも設定ができます。

    1ページに表示する最大投稿数

    初期設定は10です。任意の数に変更できます。

    RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数、RSS/Atom フィードでの各投稿の表示

    初期設定のままにしておきます。

    検索エンジンでの表示

    『検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする 』にチェックを入れるとサイトがインデックスされなくなり、グーグルやヤフーの検索結果に表示されなくなります。通常はチェックを外しておきます。

    ディスカッションの設定(リンクの通知設定やコメントに関する設定)

    左メニューから設定→ディスカッション

    ディスカッション

    投稿のデフォルト設定

    これらの設定は投稿時の設定が優先されます。

    この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる

    自分のサイトから他の人のサイトをリンクしたときに、相手のサイトに通知が行くようになる設定です。

    新しい記事に対し他のブログからの通知を受け付ける

    相手サイトからリンクを貼られた時に、自分に通知メールが届きます(ピンバック)。

    新しい投稿へのコメントを許可する

    コメント欄が必要な場合はチェックを入れます。不要な場合は外します。

    他のコメント設定

    7つの項目がありますが、コメントを許可した場合に任意の設定にします。

    自分宛のメール通知、コメント表示条件

    コメントが投稿されたときに自分にメールを通知するかどうかの設定です。任意の設定にします。

    コメントモデレーション

    コメントにリンクが含まれている場合、何個以上のリンクで承認待ちにするかの設定と、コメントに含まれる特定の単語を指定すると、そのコメントを承認待ちにできる設定です。

    コメントブラックリスト

    コメントに含まれる特定の単語を指定すると、その単語が含まれたコメントをゴミ箱に移動する事ができる設定です。

    コメントモデレーションとコメントブラックリストは全ての投稿にコメントを許可しない場合は特に設定は必要ありません。また、『Akismet』というプラグインでも設定する事ができます。

    アバター

    コメント欄に表示される小さい画像の設定です。

    メディア(ワードプレスにアップロードする画像の大きさの設定)

    左メニューから設定→メディア

    メディア

    メディア設定のページで『サムネイルのサイズ』『中サイズ』『大サイズ』の幅と高さを設定しておくと、記事や固定ページの投稿時に画像をアップロード(メディアを挿入)する際に、先ほど設定した3通りのサイズから選ぶことができます。

    パーマリンク設定(表示されるワードプレスのサイトURLの設定)

    左メニューから設定→パーマリンク設定

    パーマリンク設定

    パーマリンクとは、ワードプレスのURLの末尾の部分の事です。項目にチェックを入れた箇所のURL形式でパーマリンクが表示されます。

    おすすめのパーマリンク

    パーマリンク:共通設定

    SEO的にも良いとされる設定は最後から二番目と一番最後の項目の「投稿名」と「カスタム構造」です。「投稿名」を設定すると投稿時に好きなURL(パーマリンク)を設定することができます。例えばワードプレスについて書いた記事であれば、「 http://サイトURL/wordpress 」と設定すると、検索エンジンにもわかりやすい記事だと評価されやすいようです。記載の注意としては必ず英数字(ハイフン含む)で書くようにします。日本語のままだと、サイトの末尾が「 /%82%A4%E3%83%B3%… 」などの長い英数記号に変換されたURLになってしまいます。

    カテゴリーやタグを加えたURLを作りたい場合は「カスタム構造」にチェックを入れ「 /%category%/%postname%/ 」と記入して「変更を保存」をクリックします。
    「 /%category%/ 」の部分にはカテゴリーに設定されたスラッグ(カテゴリーURL)が使用されます。

    ただ、「カスタム構造」にすると後でカテゴリーを変更した時にサイトURL自体も変わってしまい、それぞれの記事についていたソーシャルボタンの数字もリセットされます。大量に記事を書いてしまってから、カテゴリーを変えるのはとても大変な作業なので、「投稿名」にチェックの設定がおすすめです

    次はブログ記事の投稿の方法を説明します。

WordPressのダッシュボード(管理画面)について

WordPressのログイン、ダッシュボード(管理画面)について説明します。

こちらのページでWordPressのしくみと導入方法を簡単に説明しています。

WordPressインストール直後のサイトを確認

ロリポップ!でWordPressをインストール後、すぐに自分のサイトを確認してみると、こんな風に表示されました。

n-memo ワードプレスのサイト

うまくWordPressをインストール出来たようです。

WordPressのログイン画面

次にWordPressの管理画面にログインします。
管理者ページURLは「 https://n-memo.com/wp-admin/ 」で、自分のサイトURLの後ろに『wp-admin/ 」がついています。もし管理画面のURLを忘れてしまった場合は、ご自分のサイトアドレスの後ろに「wp-admin/ 」をつければ良いですね。
※もし、「SiteGuard WP PluginS」をインストールした場合は、「http://ドメイン/login_(数字の乱数)/」に変更されます。

管理者ページURLにアクセスすると、ログイン画面がでてきます。
ユーザー名またはメールアドレス、パスワードを入力してログインボタンをクリックするとダッシュボード(管理画面)のページに移動します。

WordPress ログイン画面

WordPressのダッシュボード(管理画面)

WordPressのダッシュボードです。

WordPress ダッシュボード

左上のバーにはご自分が設定したサイトの名前が記されていて、クリックするとサイトを確認できます。

WordPress サイトを表示

確認したサイトには一番上に黒いツールバーがついていますが、WordPressにログインした時に表示されます。もし消しておきたい場合はバー右上にある人のマークにマウスポインタを当て、『プロフィールを編集』か、ダッシュボード左メニューの『ユーザー』→『あなたのプロフィール』に行き、「サイトを見るときにツールバーを表示する」のチェックを外します。

WordPress プロフィールを編集
プロフィール:ツールバーを表示

WordPressのダッシュボード(管理画面)メニュー

WordPressの基本操作はダッシュボード(管理画面)左側のメニューから行います。

ダッシュボードのメニュー

ホーム

ダッシュボード画面に戻ります。

更新

テーマやプラグインの更新通知がある場合は右側に必要な更新数のマークがつきます。セキュリティのためには更新通知がきたらすぐにアップデートした方がいいです。

投稿

記事を新しく投稿したり、投稿済みの記事を編集します。投稿時に直接画像をアップロードする事もできます。

メディア

画像や動画などをアップロードします。メディア→『新規追加』からアップロードし、『ライブラリ』に保存されます。

固定ページ

プロフィール、メールフォームなど、最新情報が必要ないページを新規に作成したり、編集します。

コメント

ブログに投稿されたコメントを管理します。

外観

サイトのデザインテンプレートを変更したり、背景画像やメニュー、ヘッダー、背景などのデザインを編集します。外観の中にはさらに下記のメニューが入っています。

  • テーマ
  • サイトデザインのテンプレートが入っています。

  • カスタマイズ
  • サイトのデザインを細かく変更できます。「サイト基本情報」「色」「ヘッダー画像」「背景画像」「メニュー」「ウィジェット」「固定フロントページ」、「追加CSS」が編集できます。

  • ウィジェット
  • サイドバーにある『サイト検索』や『カテゴリ』などの表示・非表示、タイトルを編集します。カスタマイズからも編集ができます。

  • メニュー
  • カテゴリーやメール、特定のページをナビゲーションしてくれるメニューを作成します。「カスタマイズ」からもアクセスできます。

  • ヘッダー
  • ヘッダー画像を指定します。

  • 背景
  • 背景画像を指定します。「カスタマイズ」からもアクセスできます。

  • テーマの編集
  • 有効化中のテーマのファイルが入っています。デザインを変更したい時は
    『スタイルシート(style.css)』ファイルを編集します。その他のphpファイルは、編集方法を間違えると管理画面が真っ白になってしまうリスクがあるので、編集する時は必ずバックアップを取っておくほうが良いです。

プラグイン

プラグインとは、WordPressの機能を追加、拡張するためのツールです。SEO対策プラグインや、メールフォームなどがあります。新規追加したり、編集を行います。

ユーザー

WordPressを複数で管理運用する場合にIDやパスワードを設定します。

ツール

『Press This』というツールが入っています。Web 上のコンテンツの一部を切り取って簡単に投稿を作成できます。使用する場合はインストールします。

設定

WordPressの初期設定を行います。

メニューを閉じる

クリックするとメニューが小さくなります。メニューを大きくしたい時は三角マークをクリックします。

メニュー閉じた状態

次のページでは、最初にしておくべきWordPressを設定する方法をご紹介します。

WordPressのメリットとデメリット

WordPressは簡単にブログを作成するためのソフトウェアです。無償でダウンロードできて誰でも使用できます。また、ブログだけでなく様々な企業や機関、個人のウェブサイト(CMS:コンテンツ管理システム)として使用されています。

ただ、WordPressは簡単といっても、無料ブログのように登録したらすぐにブログを開設、というわけにはいかず、ある程度の知識が必要になります。

しかし、無料ブログにはないメリットも数多くあり、長くブログやサイトを運営していくのならば、個人的にWordPressはおすすめです。

このページではWordPressと無料ブログについて調べてみたメリットとデメリットを簡単に説明しています。もし、自分のブログやサイトをどちらで運営しようか迷っている場合は、参考にしてみてくださいね。

無料ブログのメリット

  • 無料で気軽に作成できる
  • これが一番のメリットですね。メールアドレスがあれば、ブログ会社に登録後、すぐはじめる事ができます。

  • 全くHTML、CSSの知識がなくても作成できる
  • 決まったフォームに文字を入力するだけ、最初から用意されている数多くの中からデザインテンプレートを選ぶだけで好みのデザインのブログが作成できます。

  • 最初から自分のブログにアクセスしてもらえる
  • 無料ブログにはブログ会社の独自コミュニティがあり、ユーザー数もとても多く、ブログが更新されると新規投稿がコミュニティに表示されるので、同じ無料ブログ会社のユーザーにすぐにアクセスしてもらえます。

無料ブログのデメリット

  • ブログに広告が表示される
  • 無料ブログには必ず、ブログ会社が設定した広告がサイドバーやブログの最後のページに大きく表示されます。こちらでは消す事はできません。そして、その広告はすべてブログ会社の収益になります。WordPressのブログの場合は広告は入れる必要がなく、自分で設定した広告を貼る事が可能です。

  • カスタマイズがしづらい
  • 人気の記事をサイドバーに表示したい、ぱんくずリストを作りたい、メニューにカテゴリーと特定記事を入れたい、など少しややこしいカスタマイズは無料ブログではできない事が多いです。

  • 規約に違反した都合、削除されてしまう場合がある
  • もし、ブログにアフィリエイト広告を掲載しようとした場合、ブログ会社によっては、アフィリエイトが一切禁止のところもあります。きちんとブログ会社の規約を確認せずにアフィリエイト広告を掲載して即刻削除になってしまった、という事になると、せっかく今まで書いたブログやリンクがすべて無駄になってしまいます。

  • ブログ会社の都合でブログ自体がなくなってしまうリスクがある
  • めったにない事ですが、もしブログ会社が何かの都合でブログアドレスを変える、もしくはブログサービスを閉鎖…という事になれば、今まで書いたブログやリンクがすべて無駄になってしまいます。

  • SEO的に?
  • 無料ブログはSEO対策がしにくいです。基本的に設定画面にはトップページのタイトルと内容しか記載できず、投稿記事ごとのブログの内容は設定できず、望まない検索結果(ブログ会社の設定)で表示されてしまいます。

    ちなみにロリポップ!では独自ドメイン名の前に『blog.』のURLがついた『http://www.blog.〓〓〓.com/』といった JUGEM(ジュゲム)ブログを発行してくれます(『エコノミープラン』では1つ、『ライトプラン』では3つ、『スタンダードプラン』『エンタープライズプラン』では5つまで設置可能)。ただ無料ブログの操作が簡単でブログコミュニティのアクセスあり、というメリットがあるのですが、SEO対策ができない、細かいカスタマイズができないという点では独自ドメインであるというメリットはあまりないように思います。

WordPressのメリット

  • 自分が取得した独自ドメインでブログ記事が作成できる
  • WordPressの独自ドメインURLは、自分だけのサイトアドレスです。自分のサイトを覚えてもらいやすい、無料ブログのように会社の都合に影響されるリスクがないのが大きなメリットです。

  • 記事の投稿だけでなく、固定ページで企業サイトのようなページやメールフォームやプロフィールも作成できる
  • WordPressは、ブログ記事のようなページ(投稿ページ)とサイト形式(固定ページで)のページを簡単に共存させることができます。

  • プラグインを導入すれば、自分の思うようなカスタマイズが自由にできる
  • WordPress7は、とても多くのプラグインがあり、SEO対策、サイトマップ作成、目次をページ内に作る、メールフォーム作成など、便利な機能を後付けで実装できます。取り外しも自由自在です。

  • おしゃれなデザインテンプレートがたくさんある
  • WordPressは、様々なデザインのテーマがたくさんあり、ブログに適したテーマ、自分の写真作品などをおしゃれに掲載できるテーマ、カフェなどのお店のサイト用のテーマなど数多くあります。

  • SEO対策をしっかりすれば、無料ブログよりもアクセスアップが期待できる
  • WordPressは、SEO対策向けのプラグインがあり、記事ひとつひとつにキーワードやサイト内容を書き加える事ができます。また、カテゴリー、タグごとに記事を一覧表示できるので、サイトを閲覧する方にとっても読みやすくカスタマイズでき、検索エンジンにも高く評価してもらえることが可能です。

WordPressのデメリット

  • 自分でサイトデザインを変えたい場合はHTML、CSS、PHPを勉強する必要がある
  • インストールしたテーマのデザインをそのまま使用しても良い場合はいいですが、フォントを変えたい、行間を変えたいなど、細部にこだわりたくなってきたら、HTML、CSSの多少の知識は必要になります。また、少し込み入った仕様にしたい場合はPHPの知識も必要になりますが、たいていは検索したらWordPressのカスタマイズについて詳しく書かれたサイト様があるので、参考にできると思います。

  • 独自ドメイン、レンタルサーバー契約をする必要があるので費用がかかる。
  • これは必要不可欠な出費ですが、格安の独自ドメインやレンタルサーバーもあります。私が使っているのはムームードメインで年間約1,000円、レンタルサーバーはロリポップ!で、ライトプランで月額250円~になります。こちらのページでシュミレーターつきの利用料金が紹介されています。

  • 無料ブログと違い最初は全くアクセスがない
  • WordPressは無料ブログと違い、コミュニティがないので、最初は全くアクセスがありません。記事が検索エンジンにインデックスされるまではコツコツ記事を書いていって、よいサイトだと評価されるようになる必要がありますが、これからの時代はTwitterやFacebookなどのSNSでのアピールする方法もあるので、全くアクセスがないという事はないと思います。

  • セキュリティ対策の設定が必要
  • 無料ブログでは会社が対策してくれますが、WordPressは脆弱性が指摘され、実際にサイトの改ざん被害などもありました。WordPressはテーマやプラグインはWordPressの公式サイトからインストールし、更新通知がきたらすぐに更新作業をして常に最新のものにし、サーバー内にあるWordPressのファイルも他者が容易にアクセスできないようにサーバー会社のマニュアルに従って設定をしておく必要があります。また、WordPressのセキュリティ対策をしっかりしてくれる会社を選ぶ必要があります。

まとめ

以上の事を考えると、HTML、CSSの知識がなくとも、面倒くさい手続きなしにすぐにブログをはじめたい!ただの日記として気楽に使いたいという方にはアメーバやFC2をはじめとした無料ブログサービスでいいかもしれません。

もし、お店や教室などビジネスとしてサイトを運営したい、ブログで収益をあげたい、というのであれば、サイト構築の勉強をしつつ、カスタマイズやSEO対策をしてアクセスアップを目指していくWordPressでのサイト運営が良いと思います。自分のスキルアップにもなりますしね。ご参考になれば幸いです。