WordPressのSEO対策に!「All in One SEO Pac」プラグイン

WordPressには簡単にSEO対策を設定できる「All in One SEO Pac」というプラグインがあります。

「All in One SEO Pack」でできる事は「記事やページごとのタイトル設定・Metaディスクリプション設定・Metaキーワード設定」「ウェブマスター認証設定」「XMLサイトマップの設定」です。

「All in One SEO Pack」のインストール、設定方法について解説します。

「All in One SEO Pack」プラグインのインストール

プラグインを有効化

左メニューより『プラグイン→新規追加』画面の検索ボックスに「All in One SEO Pack」と入力し、「All in One SEO Pack」の「今すぐインストール」をクリック、「有効化」します。

一般設定画面

一般設定

上記の画面に移動するので「一般設定を続ける>>」か左メニューに『All in One SEO 』が表示されているので「一般設定」をクリックします。

サイト全体の設定をする『一般設定』画面に移動します。

一般設定

一般設定画面に移動

こちらは初期設定のままにします。

ホームページ設定

「ホームページ設定」はサイトの検索結果のタイトルとディスクリプションがどのように表示されるかという設定をします。

検索結果の見え方

例えばこのサイトを検索エンジンで検索すると図のような検索結果が出てきますが、一番上がタイトル、その下の文章がメタディスクリプションとよばれています。この部分を自分の希望する検索結果になるように設定していきます。

ホームページ設定
  • ホームタイトル
  • ホームページのタイトルを入力します。ほとんどの検索エンジンで最大57文字が表示されます。

  • ホームディスクリプション
  • ホームページの内容について入力します。ほとんどの検索エンジンで最大160文字が表示されます。

  • 代わりに固定フロントページを利用する
  • 固定フロントページをトップページに使用する場合は「有効」をチェックします。固定フロントページのタイトル、ディスクリプション、キーワードが検索結果に使用されます。

    タイトル設定

    タイトル設定

    こちらは初期設定のままにします。タイトルのフォーマットが長すぎて変えたい場合は必要な箇所を削除したり、編集します。

    • タイトルを書き換える
    • 「有効」にチェックが入っている場合は検索結果のタイトルを書き換える事ができます。

    • タグと検索タイトルを大文字にする:
    • アルファベット表記をした場合は各単語の最初の文字を大文字にしてくれます。

    • ホームページタイトル形式
    • ホームページ(トップページ)のタイトルです。

    • 固定ページタイトルフォーマットetc..
    • ボックスの中に「 %page_title% | %blog_title% 」などと表記されています。タイトルの後ろ側に「 各ページのタイトル | ブログタイトル 」と検索結果に表示される設定になっています。

      カスタム投稿タイプ設定

      こちらはカスタム投稿をした時に個別にSEO対策ができるようになる設定です。今回は初期設定のままにします。

      表示設定

      初期設定のままにします。

      ウェブマスター認証

      ウェブマスター認証

      Googleのウェブマスターツール(現在はサーチコンソール)やBingのウェブマスターセンターなどのサイト認証を設定します。設定後はWordPressサイトのウェブ分析をそれぞれのツールで確認できるようになります。今回はGoogleのサーチコンソールのコードを取得して設定する方法を説明します。

      Google ウェブマスターツール

      プロパティを追加

      Googleサーチコンソールに新規登録後、ログインして管理画面に移動します。「プロパティを追加」をクリック。ボックスに登録するウェブサイトのURLを入力し、「追加」をクリックします。

      HTMLタグをクリック

      所有権の確認方法の画面に移動、「別の方法」タブをクリックして移動、「HTMLタグ」ボタンをクリックします。

      HTMLタグ(「””」内のみ)をコピー

      metaタグが表示されますので、「content=””」の黒い帯の部分「””」内のみをコピーして「ウェブマスター認証」のGoogle ウェブマスターツールのボックス内にコピーし「設定を更新>>」ボタンをクリックします。

      所有権を確認

      その後、Googleのサーチコンソールの画面に戻り、「確認」ボタンをクリックすると「所有権が確認されました。」と表示されています。

      所有権が確認できた

      Google設定

      Google+の連携とGoogleアナリティクスを設定します。今回はGoogle+は設定せず、「GoogleアナリティクスID」のみ設定します。

      Google アナリティクス

      Googleアナリティクスの画面

      Googleアナリティクスに新規登録後、ログインします。メニューから『管理』をクリックして管理画面に移動します。

      新しいアカウントを作成

      一番左側の「アカウント」から「新しいアカウントを作成」をクリックします。

      新しいアカウントデータを入力

      上から任意のアカウント名、ウェブサイトの名前、URLを入力していき、最後に「トラッキングIDを取得」ボタンをクリックします。

      トラッキングIDが表示
      トラッキングIDを記入

      「トラッキングID」が表示されますので、「Google設定」の「GoogleアナリティクスID」ボックス内にトラッキングIDを入力し、「設定を更新>>」ボタンをクリックします。

      ちなみに管理画面からは真ん中の『プロパティ』→「トラッキング情報>トラッキングコード」をクリックすると、トラッキングIDを表示する事ができます。

      トラッキングIDを調べる

      Noindex設定

      Googleなどの検索エンジンにインデックスさせたくない(noindex)、リンクをたどってほしくない(nofollow)ページを設定します。」

      Noindex設定

      「noindex」はコンタクトフォーム(プラグイン)、カテゴリー、日付別アーカイブ、投稿者アーカイブにチェックを入れ、「nofollow」はチェックしない設定がおすすめですが、ご自分のサイトの運用方法によって編集してください。

      詳細設定

      詳細設定

      「ディスクリプションを自動生成」のみにチェックを入れます。他の項目はヘッダーに追加記入するなど、特に使用しない機能ですので、そのままにします。

      キーワード設定

      キーワード設定

      キーワードに関する設定です。「キーワードを使用」を有効にすると、各ページのキーワードを自分で設定できます。私は「メタキーワードとしてタグを使う」のみにチェックを入れましたが、ご自分のサイトの運用方法によって編集してください。

      All in One SEO Packの「XMLサイトマップ」の設定

      SEO対策においても重要なXMLサイトマップを設定します。HTMLサイトマップがサイト閲覧ユーザーに向けて作られたものに対して、XMLサイトマップは、検索エンジンのクローラーに向けてサイトマップです。設定方法を説明します。

      XMLサイトマップを有効化

      左メニューの『All in One SEO→機能管理』ページに移動し、「XMLサイトマップ」の「Active」ボタンをクリックします。

      XMLサイトマップ

      「XMLサイトマップ」メニューが表示されるので、クリックして設定画面へ移動します。

      XMLサイトマップ

      XMLサイトマップ設定

      基本的には「XMLサイトマップ」を図のように設定するのがおすすめです。設定後、「サイトマップを更新」ボタンをクリックします。

      まとめ

      WordPressの「All in One SEO Pack」プラグインはSEO対策に必須の

      • 記事ごとのメタディスクリプション、キーワード設定
      • ウェブマスター認証
      • XMLサイトマップ

      などを簡単に設定することができます。

      その他にも、これからの時代に必須のFacebookやTwitterに画像をつけて視覚的に目立たせる「ソーシャルメディア」設定もありますが、今回は必要最低限の設定を説明させていただきましたので、ぜひご参考になさってくださいね。